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パーツ・デザイン全てに意味あり。時を止める和風空間(尾道市I様邸)

パーツ・デザイン全てに意味あり。時を止める和風空間 第1弾

今回の工事は・・・

夏にはいい風が家の中に入るので窓を開け放しそこに座ってのんびりと過ごせるそんなお庭へ・・・でも前が道路なので目隠しが必要ですね。
角には紅葉の木とウスがあります。「実際に使っていたウスだから利用して~」のご要望から、蹲(つくばい)を作ることになりました(^.^)/

 掃き出し窓を開け放しておけるように背の高い目隠しを作る・・・

そのための柱を建てます。沓脱石もセットし、座れるようにします。
蹲周りも感性重視で作るようにしました。実際に水も流れるように設備しました(*^^)v
玄関から園路を作ります。この奥に何かある?気になるところです。
来訪された方はここで園路に気が付き気になる。何があるの?もしかしてお庭( 一一)?そんなストーリーも・・・

パーツ・デザイン全てに意味あり。時を止める和風空間 第2弾

玄関ポーチに立つとここまで見えます。
でもここまでしか見えない・・・
だからその先が気になって・・・気になるでしょ??

見に行ってみましょう〜
角を曲がると・・・立派な沓脱石がどーんっ。ここへ足を下ろして庭を眺める・・・(~.~)

奥へまわって振り返ると・・・

ん〜来た道なのに・・・向こう側も気になってしまう?


パーツ・デザイン全てに意味あり。時を止める和風空間 第3弾

目隠しの塀を組み立てていきます。

庭がいくらカッコ良くても、目隠しがなければ落ち着きませんよね。
「ウッドデッキやタイルテラスを作ったけれど、視線が気になって使えない~」という方、目隠しをお勧めします〜(*^^)v

目隠しができると蹲周りもしっとり落ち着きます。

和風なら竹垣を提案致しますがこの度は「カッコイイ和風~」のプランです〜(^^ゞ
そこでダークブラウンの樹脂製板塀です。
外から見てもほら、いい感じでしょ?

園路の奥が気になりますね。

園路が細くクネクネしていると人は下を見て歩きます。

下を見ていると奥の種明かしを見るタイミングが遅れるので、初めて入る人には庭がより魅力的に見える。という仕掛けです(#^.^#) 

この石は京都の南部で取れる錆栗石で、園路やアプローチに使う石ではありませんが目地を上手に合わせて自然な感じで敷きこむとカッコ良くなります。

少し歩いて行くと・・・
長石の見切りから化粧砂利のスペース~。庭っぽい雰囲気が漂ってきました~。
更に奥へ〜
庭のメインになっている蹲・・・
奥から見てみると・・・
そしてまた園路をわたってポーチに・・・

しっとりと・・・全てのパーツ、デザインに意味がありまとまって醸し出すこの感じ・・・

これから時を重ねて新しい表情を作り出してくれるかな~(^_^

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