工場の前庭はスナゴケがポイント。盛り土 園路 グリ石 植栽で風情あるお庭の施工例
法人T様の前庭を施工しました。いわば会社の大事な顔の部分です。
施工前はコチラ。
駐車スペースがあるので車が出入する際の安全性の担保が必須です。見通しが悪くなるような庭はNG。
そこでデザインが豊かに広がりストーリーが生まれる「園路のある庭」をご提案し採用されました。
まずは園路を造るための掘り方から。
地盤を掘って高低差をつけます。
続いて…
園路の枠を組みコンクリートを打つ準備をした状態。
園路にコンクリートを打設します。
園路のコンクリートは洗い出しにすることでナチュラルな雰囲気に。
同時に植木を植えていきました。
続いてグランドカバー。
土を隠すグリ石を敷き込んで下草を植え、クニちゃんの「コケ入れようや!」との提案からポイントでスナゴケも植えることに。
「グリ石の面積が大きくちょっと間延びするかも…」と心配していましたが、このアイデアで庭がグッとしまります。さすがクニちゃん(^^)/ちなみにスナゴケは日当たりの良い場所で育ち管理もラクラク。人気のあるコケです。
下草はシマヤブランやフッキソウをアクセントで植え込んでいきます。
そして完成がコチラ。
奥に見えるのがスナゴケゾーン。
グリ石は大きいものから極小のものまでなだらかなグラデーションで敷きこんでいるので、自然な雰囲気を演出しています。
逆サイドから。
スナゴケでインパクトと落ち着きのある風景に。
実はこのお庭通常の家と異なり、建物の外壁や塀などの借景がなく360度見通しがたつ空間でした。そのためどの角度から見てもなりたつ高度なデザインが必要だったという…。しかしそこは三平。植木の樹種や高さ、配置にも気を配りながら「どこから見ても成立する庭」を実現しました。
今回は計5日間の工事でしたが大さんが毎回現場を訪れ盛り土のボリュームや高低、角度、植木の配置などを職人さんたちと随時確認しながらの施工となりました。その甲斐もあって会社の顔にふさわしいステキな庭になりました!
おまけ。
Tさまが独自で付けられた樹種を示すプレート。
かわいいですね(^^)/
T様、ありがとうございました!